今回も東京ミュージアムぐるっとパス(東京を中心とした美術館や博物館などの入場が無料または割引になるパス)を使って美術館を訪れた。ぐるっとパスはお得だし美術館巡りのきっかけにもなるので、行きたい美術展があると利用している。
訪れたのは恵比寿にある東京都写真美術館。日本で初の写真と映像を専門とした公立美術館で、1995年に恵比寿ガーデンプレイス内に誕生した。写真と映像を専門とする美術館は世界的にも珍しいらしいそうだ。
採光が印象的なアプローチ。
B1展示室で開催中の「いわいとしお×東京都写真美術館 光と動きの100かいだてのいえー19世紀の映像装置とメディアアートをつなぐ」 人気絵本「100かいだてのいえ」の作者でありメディアアーティスト・岩井俊雄氏の美術展だ。美術展では珍しく全ての作品が写真撮影OKというので撮りまくってきたが、楽しみを半減させないよう少しだけ紹介しよう。
最初に目に飛び込んでくる「かがみの100かいだてのいえ」。どうなっているかは想像がつくと思うが、覗き込むと飲み込まれるような錯覚が起きる。光と動きで不思議な映像が現れる時間層Ⅱ。パラパラと言えばノートの隅のイタズラ書きを思い出す。そこから繋がるメディアアートはポップで不思議で驚きがあり、大人も子供まで楽しめる体験型美術展だった。展示は2024年11月3日まで。
東京都写真美術館がある恵比寿ガーデンプレイスは、ちょうど恵比寿文化祭2024を開催していた。
三角帽子の可愛いテントが並んだ会場は、さながら海外のマルシェのような雰囲気。恵比寿にゆかりのある人達が出店しているそうだ。
ライブ会場から流れてくる音楽が、更に会場を盛り上げている。
シャトー広場のYEBISU マルシェ・オーガニック&ナチュラルで、アンティークカラーのスミレと山梨の農家直売シャインマスカットを手土産に購入した。恵比寿文化祭は終わっても、YEBISU マルシェ・オーガニック&ナチュラルは隔週第2・第4日曜日 [11:00~17:00]に開催してます(販売している全ての商品がJAS認定ではないので出店店舗に確認が必要)
秋晴れの心地よい風が吹く夕暮れは、ガーデンプレイス横丁・BRICK ENDに🍷を傾けに行きますか。